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東方アレンジ“TOHO TEMPEST”

キセノンPが過去に行っていた東方アレンジの活動

今となってはすっかり忘れ去られた過去の活動の記録とは

同人活動以来3年半続けた東方アレンジ活動

 キセノンP名義でボカロPとしてデビューを果たしたのは、2010年3月のことでした(同人CDには2009年12月の時点で参加して楽曲を提供したことがあります)。

 ですが実はそれよりも前、2006年8月から、音楽活動を行っており、その頃の活動ジャンルはVocaloidとは全く異なる場所でした。

 

 ゲーム楽曲のアレンジ音源の制作を行っていたのです。

 その中でも特に、東方アレンジは非常に盛んでした。東方Projectのゲーム楽曲のアレンジをすると、それだけでものすごい反響があり、当時同人音楽を聴いていた人の大多数が、一度や二度は東方アレンジを聴いたことがあると言っても過言ではないほどでした。

 そんな東方アレンジ界隈で、【知る人ぞ知る】【そこそこ有名】という程度の、後のボカロ界隈におけるキセノンPの立ち位置に通ずるポジションにいたことがあります。

 わずか3年2ヶ月の間に、現在のキセノンPと比較しても遥かに高頻度の、5枚のアルバムと1枚のベストアルバムをリリースする程度には盛んに活動しており、バブルとも言われていた勢いに乗って大規模な活動を展開していました。海外でも東方ファンが名前を知っているほどです。

 今でも、過去にリリースしていた『TOHO TEMPEST』と言えば、古くから東方界隈にいる人は反応します。それくらいには名前の知られた作品であり、また現在のキセノンPに繋がる成長の証でした。

好きだったからこそ続けられなくなった東方

 そんな過去のキセノンPが、東方アレンジをやめたのは、ある意味では当然のことでした。明らかなオーバーペースが「好き」という感情を超えて精神を蝕んでしまったのが大きな原因です。

 それよりも大きな原因となったのが、周囲との価値観の相違でした。キセノンPが東方アレンジをしていたのは、東方Projectの楽曲が好きだったからです。ですが、周囲は必ずしもそうではなかった、ということです。

 

 名前が上がるほどに垣間見える、人気ジャンルが自己顕示欲のための階梯として利用されている構図が、まだ「他人は他人、自分は自分」と割り切ることができなかった当時のキセノンPには汚いものにしか見えなかったというのが、非常に大きな理由でした。

 汚い場所でそのまま続けることが苦痛になってしまい、当時のキセノンPは東方界隈を去ることを決めてしまいました。

 今は空気感が異なるということを知って何度か復帰しようかと思ったものの、それでも踏ん切りがつかない程度には、その頃のことは今も棘のように心に刺さっているようです。

 それが「はやぶさ」という名曲の誕生の遠因になり、後にボカロPとして独特な地位を築くに至るのですから、皮肉なものです。

そんなことはファンには関係ない

 そんなキセノンPが、何故今さら過去の東方アレンジのことにわざわざ触れるのでしょうか? それは、ファンにとってはそんなこと関係ないからです。

 一瞬矛盾を感じたでしょう。何故関係ないのにわざわざ触れるのかと。それはつまり、キセノンPには封印したい事情があったとしても、ファンにはそんなことは関係ないということです。

 キセノンPは考えました。自分の都合でファンの興味を奪ってはいけないと。

 考えを改めるきっかけになったのは、フランスでのあるファンとの出会いでした。

 彼は約10年前、キセノンPのアレンジを聴いて衝撃を受けたそうです。以来YouTubeなどでアップロードされている音源を追いかけて聴いてくれていたそうですが、ある時を堺に全く新音源が上がらなくなり、悲しく思っていたそうです。

 それから6年の時を経て、その作者が目の前にいるという現実に、彼は大喜びしていました。最初は気付かなかったそうですが、もしかしてと思って話しかけてみたそうです。

「君は昔、東方アレンジをやっていなかったか?」

 キセノンPは答えました。「Yes。でも、何故知っているの?」と。

 彼は満面の笑みを湛えてこう言いました。

 

「僕は10年間ずっと君の音が好きだったんだよ!」

どれだけの曲がリリースされてきたのか?

東方の嵐~TOHO TEMPEST:12曲

TOHO TEMPEST II:14曲

TOHO TEMPEST III:14曲

THE BEST OF TOHO TEMPEST: 29曲(2枚組)

TOHO TEMPEST IV:12曲

TOHO TEMPEST V:12曲

以上小計93曲

その他ゲスト・依頼制作他:34曲

その他リミックス曲やカラオケ音源:28曲

現在は確認できない制作音源:10曲以上

合計:155曲

以上を、2006年8月~2009年10月の3年2ヶ月の間にリリースし続けていました。

だからキセノンPはこうしました

 キセノンPの、キセノンPになる以前の過去の作品について興味を持っている人が一定数いることは、すでに分かっています。また、そもそもそれ以前のファンだった人もかなりいます。

 7年の時を経て、過去にはどうにかして入手できたこれらの作品も、今となってはいずれもまず手に入らないレアなものになってしまいました。

 それどころか、当時の作品をほぼ網羅している人ですら、デビュー作品を持っていないなど、抜けがあったりします。しかもそのデビュー作品『東方の嵐~TOHO TEMPEST』は、過去に出品されていた際に75,000円もの高値を付けられていたこともあり、活動していた当時から入手困難だったことがわかると思います。

 5枚のアルバムとベストアルバム、その他全作品を網羅しようとすると、通常でも10,000円以上かかりますし、先のようなプレミア価格が付いていると、ゆうに10万円を突破します。

 なお、入手するだけなら今はもっと安価で手に入れることもできなくはありません、今のところは。ただし、貴方にそれが可能とは限りません。もし欲しい人が10人いて、数が8つしかなかったら、確実に2人は入手できないわけです。その2人の中に貴方が入っていないとは限らない、ということです。

 もしも貴方が、確実にこれらの音源全てを手に入れたいと思ったとしたら、何処のお店に行けば良いでしょうか?誰に頼めば良いでしょうか? それとも、諦めざるを得ないのでしょうか? 

 キセノンPは言います。「全てを定価で譲るみたいなことはできません」と。お金の問題ではなく、「いくつかの例外を除いて在庫が1枚もない」からです。

 ですが、全部の音源をダウンロード販売することに対しては、以前より前向きに考えています。ゲスト音源なども含めた、残っている全ての音源データを収録して、リリースしようと考えています。

 しかし、先にも述べた通り、その全てをまとめ買いしようとすると、ゆうに10,000円を超えてしまうほどのボリュームがあります。収録音源の数は93曲を数えており、その数を考えれば10,000円を超えるのはおかしな話ではありません。ですが、それをポンと払えるかどうかと言えば話は別です。

 それを受けて、キセノンPはこう提案しています。

もし貴方が東方アレンジを全曲手に入れたいとお望みなら、

私の今後の活動を応援する意味を込めて、5,000円だけカンパしてください。

そのお礼に、手元にある東方音源データを全て差し上げます。

 貴方はこの提案をどう思いますか?

 もしもこの提案を見て、「乗った!」と思ってくださったら、下記のPayPalボタンを押してください。

 チェックアウトが済み次第、ダウンロードURLが送られます。

あ、でもその前に・・・

 

 今回は東方アレンジの、(用意できる限りの)全音源をお送りするというお約束ですので、アルバム5枚とベストアルバムに収録されている93曲だけではなく、34曲の依頼曲やゲスト曲、28曲のリミックスやカラオケを含めた155曲分のMP3データをお送りします。

 きっと、これであればカンパに対して十分にお礼ができるのではないかと思います。

 なお、このお願いはいつまで続くか分かりません。

 もしかしたらすぐにやめてしまうかも知れません。

 ですから、これを見つけ、ここまで読んでくださった貴方にお願いしたいのは、今すぐにボタンを押して欲しいということです。

 この幸運な出会いを、最大限に活かせれば嬉しいと、そう思います。

 今すぐ行動してくれようとしている貴方に、最上級の感謝の気持ちを禁じえません。

 本当に有難う御座います。

↓カンパはここから↓

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